人口10万人あたりのハンバーガー店舗数が約8店舗と、
沖縄県は人口あたりのハンバーガー店舗数が全国1位。
「A&W」や「jef」といったご当地ファストフード店も数多く、
子供からおじぃおばぁまで、幅広い世代に愛されています。
今回ご紹介するのは、2007年のオープン以来、
ハンバーガー大国(?)沖縄で不動の人気を誇るバーガーショップ。
その名は「キャプテンカンガルー」!
※何やら気になるネーミングですが、
カンガルーのお肉は不使用ですのでご心配なく(笑)
沖縄美ら海水族館観光
前後に立ち寄るのがスマート
沖縄自動車道・許田I.Cより国道58号線を北上すること約10分。
本部方面へ道なり に進んでいくと「沖縄美ら海水族館」
というロケーションにあるため、
北部観光の前後に立ち寄るのがスマートです。
海やサーフィンに関する雑貨やグッズがラフに飾られ、
南国ムードが漂う店内。
ソファー席やカウンター席を取り囲む大きな窓からは
太陽の光が差し込み、名護湾が広がるオーシャンビュー。
ハンバーガー好きの地元民も訪れる、
いつ行っても行列が絶えないお店。
沖縄在住のアメリカ人にも評判で、
BGMのように英語が飛び交うことも日常的です。
しびれるウマさ!
アメリカ人&沖縄県民が唸る絶品バーガー
おいしいハンバーガーは、バンズ・パティ・ソースの一体感が大切。
バンズがふかふか過ぎるとパティに負けてしまうし、
パティが弱すぎるとソースの辛みが気になってくる。
「キャプテンカンガルー」のハンバーガーは
そのバランスが息ぴったり、三位一体で口の中に押し寄せてくるんです。
名物のスパーキーバーガー(単品900円、ポテト付き1,100円)は、
想像以上のビッグサイズ。この高さ、何と表現したら良いものか。
言葉では難しいので、カバンをごそごそ・・・メジャーの準備OK!
実際に計測してみると、わわっ、驚きの14センチ!
噛みごたえのある特注バンズが
自家製ソースと手ごねパティを受け止め、ウマさをギュッと逃しません。
森のようにこんもり盛られたオニオンフライも抜群のアクセント。
肉本来の味をダイレクトに感じたいなら、
ルースペシャルバーガー(単品700円、ポテト付き900円)がおすすめ。
赤身肉が詰まったパティはしつこい脂っぽさがなく、控えめな味付け。
噛めば噛むほどジューシーな肉感を楽しめます。
おいしいものは人を動かす力がある。
海を眺めながら最高の思い出を
店長の宮垣良平さん(写真右)は
旅行中に出会ったこのおいしさに驚き、
単なるファストフードと思っていたハンバーガーのイメージが
180度変わったそうです。
旅を終えてからも感動は冷めやらず、
とうとう「自分で作ってみたい」と一大決心。
忘れられない味を求めて有名ハンバーガーショップで修行を重ね、
4年前に念願の沖縄移住、
そしてキャプテンカンガルーのキッチンを任されました。
「口の周りにソースを付けて、
おいしそうに食べてくれる女性が一番かわいい。
何にも気にせず、目の前のバーガーにかぶりついてください!」
一人の男の人生まで変えた、たったひとつのハンバーガー。
西海岸のビーチを眺めながら、その魅惑の味を全力で頬張って!